富山大学ENGINE教育プログラム講義の紹介(産業観光学)

2021.11.12

11月8日、第4回「産業観光学」講義を行い、学生およそ100名が参加しました。本科目は、富山大学ENGINE教育プログラムにおける1年次後期教養教育科目としても開講されています。今回はゲストスピーカーとして富山商工会議所より高木繁雄会頭をお招きし、産業観光についての概論と今後の展望についてご講演いただきました。

講義は「観光」の定義とルーツに触れた上で、「産業観光」について「身近なものを見つめ直し、活用する」ことから興ったということ、富山県の産業観光は立山信仰・売薬・北前船の隆盛に起源があるといった歴史的見地やその分類・体系など広く解説していただきました。

また、アフターコロナにおける産業観光の必要性を説き、北陸に既存する豊富なコンテンツの活用や、将来人口の減少、”モノからコト”といった観光ニーズの変化への対応が今後の地方創生にも大きく関わってくるとの見解に、学生らは熱心に耳を傾け理解を深めていました。

参考URL:とやま観光ナビ (info-toyama.com)